バッグのお手入れ

Césaire Paris Sac créateur cuir fabriqué en France

セゼール製品のメンテナンス

セゼールが選んだ高品質のレザーは生きた素材です。
丁寧にお手入れをすれば、あなたの相棒バッグは
経年とともにより美しくなります。

お手入れ方法

正しくお手入れをするためには、製品に使用されているレザーの種類を知る必要があります。素材に関する情報は領収書に記載されています。

バッグは付属の布袋に入れてホコリが付かないようにし、高温と光を避けて保管します。熱帯地方ではエアコンの効いた部屋で保管し、定期的に出してください。また、保管時には型崩れを防ぐために必ず詰め物をしてください。

ホーン製のカラビナは装飾用です。取り扱いに注意し、開けようとしないでください。1年に1回スイートアーモンドオイル数滴を柔らかい布で塗り、栄養を与えてください。

セゼールのバッグは防湿加工済みです。新たに防水加工をする必要はありません。バッグが雨で濡れても絶対にドライヤーを使わないでください。布で拭いてから通気性の良い場所で乾かしてください。

ポリッシュや油分の多い製品の使用も避けてください。

これらのお手入れ方法をバッグの小範囲で試してみてください。メンテナンスは必ずバッグ全体に対して行い、シミがあれば入念にお手入れしてください。また、レザーの均一性を保つために、お手入れ時にはバッグを擦らずに優しく叩いてください。

素材ごとのお手入れ方法

セリエ・カーフ / グレイン・トリヨン / スムース・カーフ / グレイン・シープ / ゴートスキン
柔らかい布に無色・中性のジェルかベビー用の乳液を取り、バッグ全体を拭いてください。

バッグにシミが付いた場合は、湿らせたスポンジとサボンノワールかレザー用せっけんで丁寧に汚れを落とし、仕上げに乾いた布で拭いてください。油性のシミは、ソミエールの土(モンモリロン石)をシミの上に十分に載せ、少し揉んで馴染ませてからそのまま一晩置きます。翌朝湿らせたスポンジで拭いてください。

ヌバック
定期的に毛の柔らかいブラシをかけてホコリを取り除き、起毛させてください。

雨染みは乾いた布かクレープブラシで擦れば目立たなくなります。

しっかり汚れを落としたい場合は、ベビーパウダーかソミエールの土(モンモリロン石)をバッグに振りかけ、そのまま一晩置いてからブラッシングしてください。

また、スポンジとレザー用せっけんでバッグ全体を洗うことも可能です。仕上げに乾いた布で拭いてから通気性の良い場所で乾かしてください。必要であれば何度か繰り返してみてください。お手入れ後バッグがしっかり乾いたら、クレープラバーや極細目のサンドペーパーで擦ることも可能です。お手入れの最後に必ず防水加工を施してください。

ラム
日常のお手入れには、シャモア革のような柔らかい布を使用します。無色・中性のジェルやベビー用の乳液、または染料仕上げラムスキン用のジェルをバッグ全体に優しくマッサージしながら塗り、そのまま乾かしてください。乾いたら清潔なシャモア革で艶を出してください。

パイソン / ヘビ革
パイソンレザーやヘビ革は水に弱く、濡れると膨らんで鱗が剥がれてしまうおそれがあります。日常のお手入れには、柔らかい布に無色・中性のジェルかベビー用の乳液を取り、鱗の目に沿って拭いてください。艶出しにはワセリンかグリセリンを優しく塗って一晩置いた後、シャモア革で擦ってください。


布製のバッグや布の裏地のお手入れは、毛の柔らかいブラシと天然素材のせっけんで優しく洗うことをお薦めいたします。

油性のシミを落とすには、ソミエールの土(モンモリロン石)をシミの上に十分に載せ、少し揉んで馴染ませてからそのまま一晩置きます。翌朝湿らせたスポンジで拭いてください。他のシミには一般的なシミ抜き製品がご利用いただけます。

バッグの裏地をお手入れする場合は、必ず裏地部分をバッグから出してレザーが濡れないように注意してください。

ラフィア / 麦わら
日常のお手入れには毛の柔らかいブラシを掛けてください。シミが付いた場合は、軽く湿らせたスポンジにせっけんを付けて優しく擦ります。ラフィアが膨らまないように、その後すぐに乾いた布で拭き取ってください。

メッシュレザー
日常のお手入れには、柔らかい布に無色・中性のジェルかベビー用の乳液を取り、メッシュの目に沿って拭いてください。シミが付いた場合は、軽く湿らせたスポンジにレザー用せっけんかサボンノワールを付けて優しく擦ります。メッシュが膨らまないように、その後すぐ乾いた布で拭き取ってください。

ヘアカーフ
毛並みに沿って優しくブラッシングをしてホコリを落とします。軽く湿らせたスポンジで汚れを拭き取り、通気性の良い場所で乾かすことも可能です。

シミの種類と落とし方

 ヌバックについた雨染み
本当にシミが付いてしまったのではなく、ヌバックの毛が雨で寝てしまった状態にあります。乾いた布かクレープラバーで擦って起毛させると、元来の滑らかさが戻ります。

油性のシミ(口紅、クリーム、ドレッシングなど)
ソミエールの土(モンモリロン石)をシミの上に十分に載せ、少し揉んで馴染ませてからそのまま一晩置きます。翌朝湿らせたスポンジで拭いてください。

ボールペンやインクのシミ
粘土石を染み込ませた綿球か、レモン汁、ホワイトビネガー、またはサボンノワールと水を染み込ませた綿棒で軽く叩いてください。消えにくい場合は度数70度のアルコールを1滴足します。シミが付いていない箇所には付けないようにしてください。次に軽く湿らせたスポンジで洗浄用製品を除去し、最後に乾いた布で拭き取ります。

ペンキのシミ
軽く湿らせたスポンジに素材に適したせっけんを付けて汚れを落とし、濡らした布でせっけんを落としてから乾いた布で拭き取ります。

飲み物のシミ(コーヒー、ジュース、お茶など)
こぼした飲み物をキッチンペーパーでしっかり吸い取り、メイク落し用の乳液とホワイトビネガー数滴を染み込ませた布で拭きます。消えにくい場合は酢の代わりに消毒用アルコールを使用してください。

デニムの色移り
スポンジにサボンノワールか粘土石を付けてバッグ全体の汚れを落とします。シミの部分は念入りに拭いてください。次に湿らせたマイクロファイバークロスで拭き、中性ジェルを塗ってから柔らかい布で艶出しをします。

取り扱い説明書には日常のお手入れ方法が記載されています。
 少しでも疑問が残る場合は、レザー製品の専門家に相談してください。
また、ご質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。

contact@stephaniecesaire.com